フランス・ボルドーにあるワイナリー「Château de Ferrand」にて日仏通訳を行いました。
おはようございます。
株式会社アイビーエー グローバル事業部の水田春香です。
フランスといえばワイン!のイメージがあると思いますが、
実際フランスには約25,000~27,000軒のワイナリーがあると言われています。
12月のフランス出張の際に、フランス・ボルドーのワイナリーを訪れることができました。
またワイナリーツアーの日仏通訳も務めました。
ツアーを担当してくれたガイドさんによると、ワインの名産地でもあるボルドーには約8000のワイナリーがあるそう。今回訪れたのはボルドーから車で約10kmほど離れた小さな街、サン=テミリオンにある「シャトー・ド・フェラン」のワイナリー。2012年にグラン・クリュ・クラッセに昇格し、高品質のワインを生産することで有名な由緒あるシャトーです。
1702年に建設されたシャトーは、ベルサイユ宮殿を手がけた建築家が設計したそう。最も古い記録では、1659年まで遡る歴史あるシャトーです。
ツアーではシャトーの歴史やワイン作りの工程、テイスティングのポイントなどを教えていただきました。
長い歴史を持つ「シャトー・ド・フェラン」の現在の所有者はヨーロッパを代表する文房具ブランドであるBIC(ビック社)です。それを印象付けるようにシャトーの入り口にはボールペンのキャップのオブジェがあり、訪問者を出迎えてくれます。
今回の通訳は航空宇宙のようなザ・ビジネスではなく、職人の世界の通訳。単なる単語の翻訳にとどまらず、ワインへの情熱やシャトーの哲学といった”感情”や”背景”を伝えることを重視しました。
最後のまとめになりますが
「伝統と革新のバランスをどう取るのか」
「実績や商品を語る際にどうストーリーを活用するのか」
「スピード感のあるビジネスの世界でもいかにこだわりを守りながら長期的な経営ができるか」
など今回のワイナリーでの通訳を通してビジネスにも共通する部分があると感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ボルドーから戻り、トゥールーズで撮ったトゥールーズ観光らしい一枚。生憎の雨でしたが…