面接の時、髪の毛はまとめたほうがいいとはなんとなく分かってはいますが、まとめるべき理由や、なぜ髪型が大切なのかまでを理解している生徒は稀だと思います。
今回は、髪をまとめるべき理由と、面接時の効果的な髪型について解説をします。
おしゃれの時と面接の時では異なる髪型の目的
まず、おしゃれの時と面接の時は分けて考えましょう。おしゃれの目的は自分にありますが、面接の目的は相手の印象にあります。この辺りを混同してしまい、面接の時も髪型でアピールできると思っている生徒さんもいるようです。
例えば、髪の毛を後ろでまとめつつ、小顔に見えるからという理由で髪の毛を左右にたらしている方が時々います。確かに小顔効果はあるかもしれませんが、面接の目的である相手に与える印象はどうでしょうか?
髪をまとめるべき理由
次に、髪をまとめるべき理由ですが、それは部屋の照明にあります。
部屋の照明は通常、天井に取り付けられており、上から照らしますね。部屋の照明をスポットライトと考えてみてください。
スポットライトの先に髪の毛があれば、当然その影ができますね。髪の毛が顔をおおっていればいるほど、多くの影が顔にできることになります。影を落とした顔では、どんなにおしゃれでも相手に暗い印象を与えてしまうのではないでしょうか。
つまり、先程の小顔効果を狙った髪型も影ができる以上、相手に与える印象が暗くなってしまう訳です。
実は、皆さんが思っている以上に髪の毛は顔に「影」を作ります。これは、実際にビデオで撮影してみると良く分かります。携帯でも構いませんので、上から光を当てて髪の毛が顔にかかっている場合としっかりと顔を出してた場合とで撮影して比較してみてください。
面接時の効果的な髪型
ここまでの理由から、面接時の効果的な髪型のポイントは、面接の時に相手の印象が良くなるかどうかです。
つまり、相手の印象が良くなる髪型とは、顔がしっかりと出ていることです。
顔を出せば出すほど「明るい」印象になるのは自然なことなのです。
面接時の髪型についてのまとめ
普段、おしゃれのためにはどんな髪型もOKです。しかし、面接時の照明のコントロールできません。せっかくのおしゃれも顔に影ができてしまっては逆効果です。
ぜひ、自分の印象をよくするためにも顔をしっかりと出せる髪型を意識してください。部屋の照明というスポットライトを味方につけて、素敵な自分を演出しましょう。せっかく考えたアピールポイントも印象が暗いと伝わりにくくなってしまいます。
本記事は、株式会社アイビーエーの「中学3年生向け:面接前のマナー講座」の内容をもとに紹介しています。
株式会社アイビーエーでは中学3年生向けのオンライン講座「面接前のマナー講座」をご用意しています。参加型で進む動画にそって実践を行いながら面接に必要なマナーを効果的に学んでいきます。面接に対する不安を払拭することができます。 学校講座のご案内のダウンロード