教職員向け保護者応対マナー講座:お茶の出し方

お茶出し

学校に伺うと、先生方や事務職員の方からお茶の出し方について質問を受けます。
今回は、お客様がいらっしゃったときのお茶の出し方についてお伝えします。

お茶を入れてから応接室へ入室し、その後お茶をお出しし、退室するまでの流れを時系列でポイントを押さえながらお伝えします。

お茶出しの準備

お茶を入れたら、お盆の上におきますが、その際、茶托と湯呑は別々に置きます。
なぜなら、応接室に持っていく際にお茶がこぼれてしまう可能性があるからです。
茶托と湯呑が別々に置いてあれば、茶托が汚れる事がありません。

時折、お客様がお茶を飲もうとしたら、湯呑の底が濡れていて茶托がついてきてしまうことがあります。このようなことを避けるためにも、別々にお持ちください。

入室からお茶出し

「失礼いたします」と言って入室し、サイドテーブルがあれば、そこで茶托と湯呑をセットします。
この時、お盆を持ちながら喫茶店のようにお出しするのは控えましょう。

「茶托の向き」ですが、木目がある場合は、木目をお客様と平行にして下さい。
「湯呑の向き」は、柄がある部分をお客様に見えるようにして下さい。

お客様にお茶をお出しする際には、「茶托の向き」と「湯呑の向き」に気を付けましょう。

お茶出し後の退室

全員にお茶を出したら、お盆を両手で小脇に抱え退室しますが、この時お盆は、表面が前になるように持ち帰ってください。お盆の裏面はシール等がついていたりして汚れている事があります。

「失礼いたします」と言って辞去してください。

 

以上がお茶を出す際の流れとなります。お茶出しの際は上記の手順を参考になさってください。


本記事は、株式会社アイビーエーの「教職員向け:保護者応対マナー」の内容をもとに紹介しています。

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お茶出し