無言電話を一方的に切ってはいけない2つの理由

無言電話

電話の応対方法を明確に決めている企業は多くありますが、無言電話に対する応対方法が明確になっている企業はあまりないのではないでしょうか。

そのため、いざ実際に無言電話がかかってくると慌ててしまい、思わず一方的に“ガチャン”と切ってしまった。という声を非常に多く聞きます。

イレギュラーな応対ではありますが、無言電話がかかってきたらどうすればよいかをお教えします。

絶対にしてはいけない一方的に“ガチャンと切る”応対

その理由は2つあります。

企業のブランドイメージを損なう可能性がある

電話を出た際、すでに自社の会社名を名乗っています。
そのため、乱暴に受話器を置くことは、それが企業としての応対として認識されてしまいます。

たまたま無言電話になってしまった可能性がある

例えば、

・電話番号のリダイヤルボタンを偶然押してしまい、かかってしまった。
・電話番号を登録してある短縮ボタンを押し間違えてしまった。
・回線状況が悪くてたまたまうまくかかっていない。

などの理由が考えられます。

この場合、電話の向こう側の相手は、あなたの会社のお客様である可能性があります。

無言電話への応対方法

では、無言電話に対してどのように応対をすればよいのでしょうか。

応対例の一つとして、「お声が届いていないようでございますので、申し訳ございませんが、受話器を置かせていただきます。」と一言断ってから静かに電話を切るようにしてください。

無言電話への応対のまとめ

予め決められていなければ思わず慌ててしまう無言電話。つい悪いイメージがよぎり失礼な応対になってしまう可能性もあります。

それを避けるためには、企業として無言電話への応対方法も明確にして周知徹底しておくと、いざという時に誰が出ても困ることなく、企業としての統一した応対ができるようになります。


本記事は、株式会社アイビーエーの「電話応対研修(基礎・応用・発展)」の内容をもとに紹介しています。

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