クレームになってしまった後の対応「事後対応」の仕方

事後応対

以前、クレーム応対の2つの種類「事前応対」と「事後対応」をお伝えいたしましたが、今回は、クレームになってしまった後の対応「事後対応」についてお伝えします。

クレーム応対の2つの種類「事前応対」と「事後対応」

2020.05.27

クレーム対応は避けたいものですが、仮に「クレームになってしまった後の対応」も理解しておくと冷静に対応ができるようになります。

クレームが起きる時の顧客心理

まず、クレームが起こる時のお客様の心理を知っておきましょう。いきなりクレームに発展することはほとんどありません。少しづつの「不快」の積み重ねが最後には「クレーム」に発展してしまいます。

例えば、接客時、無表情であった、挨拶がなかった、制服が汚かった、言葉遣いが慣れ慣れしかった・・・等が積み重なり、何かがきっかけとなって最後に「クレーム」として表現されることになります。

クレームの「事後対応」の手順

従って、クレームがおきた時は、

1.まずはしっかりとお客様の気持ちに寄り添い、お話を傾聴することが重要です。
2.その後、5W2H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように等)の質問をしながら事実を確認していきます。

私たちには「自尊心」があります。お客様の「自尊心」を大切にすることが何よりも重要です。

ですからお客様のお気持ちに寄り添いながらお話を聴く、この部分を大切に、一番時間をかけて頂きたい部分です。決して事実確認からはじめないようにして下さい。

この手順を知らないがために、事実確認に終始しさらにクレームになってしまった。なぜだかわからないというケースが多々あります。「クレームになってしまった後の対応手順」を理解し、冷静に慌てることなく対応してみてください。


本記事は、株式会社アイビーエーの「クレーム応対研修(基礎・応用・発展)」の内容をもとに紹介しています。

<オンライン研修あります>

株式会社アイビーエーでは企業向けのオンライン研修「クレーム応対研修(基礎・応用・発展)」をご用意しています。1人からでも受講でき全国どこからでも受講できます。 企業研修のご案内のダウンロード

事後応対