上司や先輩、お客様と会話をつなげるコツはありますか?

会話

この質問は、新入社員フォローアップ研修を受講された方から頂いた質問です。

新入社員も入社してしばらく経つとこれまで友達との会話が主だったため、年齢の違う上司や先輩、お客様との会話に戸惑ってしまう場面も多くありますね。

質問:上司や先輩、お客様と会話をつなげるコツはありますか?

上司や先輩、お客様と会話をつなげるコツはありますか?コツがあれば教えて下さい。

この質問と似た質問には、「飲み会の席でどのような話をすればよいのでしょうか?」「二人きりになった時に、気まずくならないためにはどうしたらよいでしょうか?」という質問があります。

答え:新入社員は、無理に話す必要はありません。

こうした質問に対して、研修の中ではこのようにお答えしています。

このように答えると、皆さん「エッ!」と意外な表情をされます。でも話す必要はないのです。

というより、話題を探したとしても上司や先輩、お客様を喜ばせるような、もしくは納得させられるような話題は見つからないのではないのでしょうか。

では、話さないとすれば、どうすればよいのでしょうか。それは「聴く」に徹する、ということです。人は、真剣に話を聴いてくれる人に好感を持ちます。また会いたいと思います。

上司、先輩、お客様が話されることに対し、エネルギー120%の態度で、相手の目を見て、相づちを打ちながら一生懸命心を傾けて聴きます。そして、相手が話すことを「復唱」しながら理解していることを表現します。

すると、新入社員が話題を無理に見つけようとして注意散漫になるより、相手にとっては印象深いまた会いたくなる人物となる事ができるのです。

まとめ

いかがでしょうか。この話を新入社員に伝えると、全員「楽になったぁ~!!」と言います。そして、全力で相手の話を聴くことに徹します!と感想が返ってきます。

新入社員のコミュニケーションは「話す」ではなく、「聴く」事です。


本記事は、株式会社アイビーエーの「コミュニケーション力開発研修」の内容をもとに紹介しています。

<オンライン研修あります>

株式会社アイビーエーでは企業向けのオンライン研修「コミュニケーション力開発研修」をご用意しています。1人からでも受講でき全国どこからでも受講できます。 企業研修のご案内のダウンロード

会話