新入社員フォローアップ研修を受講した受講生の感想

新入社員が入社した半年後に「新入社員フォローアップ研修」を行う企業様が多くいらっしゃいます。

理由は、入社後3か月くらいから、入社時は高かったモチベーションが次第に低下していき、モチベーションの維持が難しくなってくるからです。

モチベーションの維持が難しくなる原因は、仕事にも少しづつ慣れてきて、日々業務をこなすことだけに取り組んでいると目の前のする事ばかりに意識が集中してしまい、大局で物事を考えることができなくなってしまうからです。

新入社員フォローアップ研修の目的

そこで、新入社員フォローアップ研修の目的はモチベーションを高めること、日頃の悩み・質問を解決する事、そして新入社員研修で習得したスキルの定着です。

上記の目的を達成するためにフォローアップ研修では、「将来の目標を考えること」そして「日頃の悩み・質問を解決する事」に重点を置いています。

研修の中で「キャリアデザインシートで目標設定をする」という実習を行うと、以下のような感想が寄せられます。

新入社員フォローアップ研修の感想

『いままでは漠然と、こうなれたらいいな。と思っていただけでしたが、明確な数字で5年後どうなっていたいかを字にして言葉にして出してみると、今の自分がやっていることに意味があるのだと実感できました。』

「新入社員フォローアップ研修」を受講した受講生の感想より引用

『これまで機会があるごとに目標設定をしたことはありますが、目標達成に必要なことを段階を踏んで考えたことはなかったので、まず目標を明確化できたこと、そしてそのために今何をしなければならないのか認識できたことは今後の自らの成長のためにとても大きなことでした。』

「新入社員フォローアップ研修」を受講した受講生の感想より引用

新入社員フォローアップ研修の意義

目の前のことから離れて大局的な視点で将来の目標を考えることで、何の為の今日、何の為の今なのかに気づくことができるのです。すると、やりがいや、前向きな気持ちが自然と出てくるようになります。

私たちは、毎日すべきことばかりに追われていると、疲弊、疲労してしまいます。

5年後にはこうなっている！という中長期的な「光」があることで、今していることに意味が出てきます。

新入社員フォローアップ研修のその後

新入社員フォローアップ研修の次は、育成計画として「2年目研修」を計画している企業様も多くあります。その時には、この研修で立てた目標を振り返り、再度自分の立ち位置を確認していきます。

こうして、日々の業務に取り組みながらも定期的に大局的な視点を取り戻すことで、モチベーションの維持ややりがいを持続させることができます。

本記事は、株式会社アイビーエーの「新入社員フォローアップ研修」の内容をもとに紹介しています。