お茶出しをする際、置く場所がない場合はどうしたらよいのでしょうか?

商談中のお茶出し

この質問は、ビジネスマナー研修を受講された方から頂いた質問です。

応接室や会議室にお茶をお持ちした時、お茶をお出しするスペースがない場合があります。

無理にスペースをつくってお茶を出し、大切な書類を汚してしまうことは絶対あってはいけませんし、また、商談を途中でさえぎってしまうこともよくありません。

質問:お茶出しをする際、置く場所がない場合はどうしたらよいのでしょうか?

お茶出しをする際、書類等が広げられていて置く場所がない場合、どのようにしたらよいのでしょうか。

答え:無理に出そうとしないということが大切です。

お茶を出すスペースがなければ、持参したお茶をいったん脇机におき、一番下座にいる担当者に「恐れ入ります、お茶をお持ちしたのですがいかがいたしましょうか」と一言声掛けをして下さい。

そして担当者の指示を仰ぎましょう。

担当者の指示としてはおおよそ2つのパターンが考えられます。

パターン1

「そのままそちらに置いておいてください。あとからこちらで出します。」
この場合は、「ありがとうございます」と言って、退出します。

パターン2

「それでは、今から書類を片付けますので、出していただけますか。」
この場合は、「かしこまりました」と言って、書類が片づけ終わったら、お一人お一人にお茶をお出しします。

まとめ

こうした状況はお茶出しをする際の基本的な流れがわかり始めたころ、遭遇するシチュエーションです。

この記事を参考にスムーズな応対をなさってみてくださいね。


本記事は、株式会社アイビーエーの「ビジネスマナー研修(基礎・応用)」の内容をもとに紹介しています。

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