ご自身がお客様としてお店に行き接客を受けた時、「馴れ馴れしい」と感じたことはありませんか?その原因の多くは相手の言葉遣いにあります。
接客を受ける側からすると、「馴れ馴れしい」のはちょっと不快ですね。反対に「親しみやすい」と感じた場合はなんだか嬉しいですし、当然、その後の行動も変わってきますよね。
では、相手に馴れ馴れしく感じさせてしまうのは言葉遣いのどこに原因があるのでしょうか?
なお本記事は、株式会社アイビーエーのビジネスマナー研修の内容をもとに紹介しています。
Contents
「馴れ馴れしい」とお客様が感じてしまう言葉遣いの3つの特徴
馴れ馴れしい言葉遣いになっている時は次の3つの特徴が出ています。皆様の日々の言葉遣いを振り返ってみましょう。
特徴1:「促音(っ)」が多い
「あっち・こっち・さっき・ちょっと・言ったんですけど」など。
正しくは、「あちら・こちら・先ほど・少々・申し上げましたが」になります。
特徴2:「撥音(ん)」が多い
「あんな・こんな・そんな・どんな」など。
正しくは、「あのような・このような・そのような・どのような」になります。
特徴3:「連打」が多い
「うん、うん」「ええ、ええ」「はい、はい」「ああ」など。
正しくは、「はい」「そうですね」になります。
「馴れ馴れしい」言葉遣いのまとめ
言葉遣いは、ビジネスマナーの中でも基本の部分ですが、意識しないとつい日常で使うような「馴れ馴れしい」言葉遣いが出てしまいます。日々のご自身の言葉遣いの中に3つの特徴が表れていないか確認してみてくださいね。
その他に気を付けたい言葉遣い
返事の仕方では、「了解です」なども馴れ馴れしい感じを与えます。
この場合、正しくは「かしこまりました」です。
「なるほど」(上から目線)「そういうことですね」(軽々しい) なども馴れ馴れしい感じを与えますので注意が必要です。
電話応対で避けたいあいづち「なるほどですね」「そういうことですね」
本記事は、株式会社アイビーエーの「ビジネスマナー研修(基礎・応用)」の内容をもとに紹介しています。
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